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サン・フランシスコ教会

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 今回の旅行では数多くの教会を見ましたが、その中で一番印象に残った教会はどこ?、と聞かれたらまず挙げるのがこの教会。 外部の装飾はかなり地味目なのですが、内部をあれだけ飾ったら外は地味でも良いよね、と思わずつぶやきたくなるほど「ビックリ」な教会でした。

 教会の入り口は建物の南側にあります。 市電の線路が引いてある通りから階段を上がると、コの字型の広場部分に出ます。 左側がチケット売り場で、右側が礼拝堂入り口です。 まずは左側の建物に入り、チケットを買います(3e)。 一度建物を出て、目の前の階段を上がって礼拝堂の入り口へ。 

 中に入ると薄暗く感じるのですが、目が慣れてくる毎に驚きでいっぱいになります。 礼拝堂の壁という壁に彫刻が装飾されているのですが、「壁に彫刻を彫り込む」ではなく、「壁から彫刻を彫り出す」と表現すべき立体感です。たぶん、壁と彫刻は別々に造り、彫刻を壁に固定したと思われます。 しかも、すべての彫刻は金箔が貼られているそうで、年月を感じさせるくすんだ金色をしています。 

saofrancisco_3 この教会の内装はバロック装飾というそうですが、バロックはルネッサンス時代のシンプルな装飾の反動として生まれたそうで、コテコテの装飾なんだそうです。 礼拝堂の椅子に座り、じーっとその彫刻群を眺めていると、なんだか彫刻が飛び出てきて、物語の中に取り込まれそうな気がしてきます。 彫刻それ自体はあまり繊細ではないのですが、それがかえって親しみが持てます。 薄明かりの中に浮かび上がる彫刻に、しばし見ほれてしまい、あっという間に時間が過ぎていきました。

 礼拝堂を出たあとは、チケット売り場のある棟に戻り、地下と2階の見学です。 地下は納骨堂になっており、3段ベッドに木製の引き出し状の棺桶を置いたような状態に度肝を抜かれ、速攻で退散。 2階に上がり赤いカーペットの会議室でしばし息を整えました。 何でも、入り口の上に骸骨を抱えたマリア像のある教会は、地下に納骨堂があるそうで。 棺桶には近寄りたくないので、マリア像と骸骨のチェックは欠かせないと思いました。

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