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ペナ宮

pena2  シントラの見所としては一番のお勧めはペナ宮です。 このお城、外観はディズニー映画に出てきそうなほどの漫画チックでパステル調の色彩を持つので、男性陣は見ただけで嫌いになりそうですが、インテリア好きには一押しでおすすめですよっ。

 何が良いって、内装、特に壁と天井が良いんですよ。
 内部は撮影禁止で、内部に入るときに受付でカメラを預けます。 最初に階段を上がるのですが、ココでは手すりに注目です。 ツタを模したデザインになっていて、途中でわっかが出来ていたりしてかわいいのです。 階段を上がるとイスラム風の中庭と回廊があり、その四方に部屋があります。 ここからは部屋の壁紙と天井に注目。
 王様の食堂では、天井が低くて、えっと思いますが、壁のタイルが星形でかわいいです。 王妃の部屋は天井が高くドーム状になっており、壁紙代わりの壁に刻んだ模様が細かくて注目です。 謁見の間のような所のピンクの壁もかわいかったです。 礼拝室にある祭壇の彫刻も、大理石を彫ったような質感で、とても繊細な造りとなっていて、ため息が出るくらい見事でした。 あまりおどろおどろしくないのも好感度が高かったです。

pena1  また、この宮殿では家具にも注目です。 王宮の家具はシンプルの一言に尽きましたが、このペナ宮の家具は一つ一つがとても見事な細工がしてあります。 それでもって実用的な感じがするので、何となく生活感のある宮殿だなぁと、変な感想を抱いてしまいました。 ペナ宮はガイドがいないので、自分のペースで歩けるのですが、もっとじっくり時間を掛けて見たかったと感じるほどの充実度でした。 カメラさえ預ければ何度でも見に行けるので、もう一回見学に入れば良かった、とちょっと後悔。

 見学のあと、撮影出来なかったのが悔しくて、おみやげ売り場で写真集を買おうと思ったのですが。 30e近くする写真集はその8割を外観の紹介で占めていて、内装のことなどオマケ扱い。 絵はがきが外観編、内装編の2種類があったので内装編を8eで買いました。 ああ、誰か内装編だけの写真集を作ってくれないかなぁ。

 ペナ宮の行き方は、シントラの王宮の近くにあるインフォメーションの前のバス停からバスに乗ります。 バスの路線は2~3系統あり、ペナ宮に行くのは1つだけなのでインフォメーションで確認を。 バスの料金は3.7eで、バスの運転手さんに「ペナ宮」と言って支払います。 チケットをくれますが、3.7eは往復の料金(一日乗車券らしい)のでなくさないように。 
 シントラの王宮からペナ宮までの道のりはバスで20分くらいかかり、箱根の山道も真っ青の急坂なので、徒歩で行くのは止めた方が無難です。 
 
pena3 また、ペナ宮の拝観料は6eです。 ガイドブックに「日曜日の午後2時までは無料」と書いてありましたが、嘘です。 リスボンカード所有者は無料でチケットをもらえますが、それ以外はお金払います。 日曜日の12時半に行ったのに~。 でも、私はインテリア好きなので、6e支払っても大満足でしたよ。  

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ペナ宮から大西洋を眺める

atlantic_0_2  シントラは、ヨーロッパの西端であるロカ岬への出発点になっています。 ユーラシア大陸の東の果ての島国から来た身からすると、広大なユーラシア大陸の反対側で海を眺めるというのは、結構魅力的かなと思うのですが・・・。
 けれども、ロカ岬はシントラからバスで1時間かかるため、シントラもじっくり見てロカ岬にも行くとなると、かなり朝早く行かないと時間が足りないかも、というのが私の実感です。 実はロカ岬にも行ってみたかった私は残念に思ったのですが、シントラでも十分過ぎるほど大西洋が楽しめ、大満足。 その大満足できるスポットはどこかというと、実はペナ宮なのです。

atlantic_o_1  ペナ宮は、標高約500mの高台に建ち、周りに遮る山や建物が全くないので、視界が360度開けているのです。 大西洋が意外と近くに見え、遠くにはテジョー川やリスボン市街地もうっすらと見えます。
 初めて見た大西洋は本当に美しく、時間を忘れて見とれてしまう程でした。 ペナ宮周辺や、大西洋に面したエリアは農村地帯風の緑豊かな景色が続き、大西洋の青と、陸地の緑、建物のオレンジ色の屋根のコントラストがとても綺麗で感動します。 
 また、ムーアの城跡を上から眺める格好となり、城跡入り口からの道の険しさを見ると「ここから眺めているだけで満足!」とか思ったりもします。 

 そんなわけで、1度に建物と周辺の景色の2味楽しめるお得なペナ宮に、私は大満足でした。

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欧州人の好奇心

 日本人は特に白人系を特別視していちいち注目し、白人は東洋系を見ても気にしないと言われていると思うのですが。

 ポルトガルは白人と黒人がほとんどで、東洋系がほとんど見あたらない国ですが、そのせいかどこに行っても注目の的でした。 (自意識過剰、気のせいではなく、ホントに)。
 リスボンのサン・ジェスタの展望台でテーブルに座ってお茶をすれば、「ジャポネ」という言葉があちこちからかすかに聞こえ。 「お茶のんでて涼しそうね」 「あら何か手紙書いてるわよ」、 「日本人を久しぶりに見たわ」 等々。 市電に乗れば「ジャポネ」、 カフェに入れば、「あら、こんなところに日本人がいるわ」。 撮影禁止の観光地で預けたカメラを受け取れば、カメラの数や機種をあれこれ。 普段日本では全く注目されないのに、ポルトガルでは一挙動毎に注目の的です。
 私は「ジャポネ」以外は分からなかったのですが、同行者G嬢はフランス語が理解出来るので、同じラテン系の言語であるポルトガル語やイタリア語等の大雑把な意味をつかむことができ、結構うるさく思っていたようです。 好意的な雰囲気ばかりではないので。

 で、これはポルトガルが日本から遠いから珍しいのだろう、と思っていたのですが。
 
 パリでトランジットのついでに数日間滞在したのですが、ここでも「ジャポネ」が。 主に観光客が私たちを見るとまた「ジャポネ」が聞こえ、モンマルトルで絵描きの「こんにちわ」を無視すると、 「あの人たち日本人、中国人?」、「中国人でしょ」、「日本人だよ」と後ろを歩いていた白人系観光客が延々と言い合い。 道を歩けば日本人に当たるほど日本人が多いパリなのに、そんなに珍しいのか?と、ホントに不思議。

 でも、欧米人だって日本人に負けず劣らず他人種に対する好奇心があるじゃん、と認識を新たにした今回の旅でした。 

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Hotel Vip Zurique

 今回のポルトガル旅行でお世話になったホテルは Hotel Vip Zurique。 このホテル、webで検索するとZuriqueという名前で出てきますが、最近Hotel Vip Zuriqueに変更になったようです。 タクシーではZuriqueで通じます。 大きなホテルなのですぐに分かるようです。 場所はというと、市北部、闘牛場から徒歩5分くらいの所にあります。 

 このホテルのウリは、何と言っても交通の便の良さですよ。 最寄り駅は地下鉄Girasol線Campo Pequeno駅とポルトガル国鉄のEntrecampos駅で、どちらもおよそ徒歩5分の近さ。 ポルトガル国鉄のEntrecampos駅は片方の終点が観光地のシントラだし、反対方向はオリエンテ駅なので、ポルトガル近郊に遊びに行くのにも便利です。 また、地下鉄で中心地に出るのにも30分かからないんですよ。 地下鉄の駅のそばには闘牛場があります。

 ホテルの部屋は、というと「普通」の一言です。 ツインに泊まったのですが、スーツケースを床に置いて荷物の整理をするスペースは無い、という広さです。 備品はというと、一人掛けソファーが1個、テレビ、机と椅子、ミニ冷蔵庫、ガラスのコップ2つ、大きなクローゼット。 クローゼットにはハンガーが10本以上掛かっていて助かりました。 バスルームはというと、バスタブにシャワー、洋式トイレにビデ、大きな洗面台。 タオルもバスタオル、フェイスタオル、ハンドタオルの3種類が置いてあって、毎日取り替えてくれましたよ。 あ、クーラーは無いです。 窓を開けて寝て丁度いいです(9階だし、ベランダが無いので問題なし)。

 このホテルの欠点はというと、リスボン空港に着陸する飛行機の通り道の真下らしく、時々ゴーという音がする事でしょうか。 窓から空を見上げると飛行機が脚出して、ビックリするぐらい低い所を飛んでいる姿が見えます。 テレビの音が消える程ではなく、窓を閉めればほとんど聞こえないので私は全然平気でしたが、同行者は気になったそうで。

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ポルトガルでごはん

 ガイドブックにはたいてい見所の他に名物料理や甘物系が紹介されていて、旅行に行く前は「あれを食べよう」「これも食べよう」と夢を膨らますと思いますが。

 ポルトガルに着いて街を歩き始めてまず目に付いたのはカフェです。 こちらのカフェでは、対面式カウンターでも軽食を取れる形式が多く、カフェの店員さん相手におしゃべりをしながら格好良くパンを食べている姿が見えました。 朝9時頃に街に出ると、カフェに結構な人数のお客がいて活気があるので、出勤前にカフェで腹ごしらえをするのが習慣なのかもしれません。 カフェでコーヒー(こちらはエスプレッソがスタンダードのようで)2つとライスプディングを頼んだら3eでお釣りが来たので、コーヒー一杯1eくらいなのかな。
 
 カフェは至る所で目に付き、人も多いのでチャレンジするのも楽だったのですが。 意外と手強かったのが普通のレストランで。 ヨーロッパはどこもそうなのかもしれませんが、観光客向け以外のレストランはお昼時、夕食時に合わせて行かないと、お店が空いていないのですよ。
 昼ご飯は、普段から昼の12時にご飯を食べる生活をしていないのが祟って、午後2時くらいに空腹を感じてもお店は開いていない!という事態。 夕飯は、歩き疲れて午後7時ころに食べてさっさとホテルに帰って寝たいと思っても、午後の7時では早すぎてレストランは開いていない、もしくは早すぎて他の客がいないので入りづらいという具合です。 ああ、胃袋がポルトガル時間に合っていないって辛い、と心から思った瞬間でした。
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 一方で、私的に大活躍だったのがファーストフード。 日本から18時間も掛けてポルトガルまで行ってファーストフードなんて、と思うかもしれませんが、ポルトガルの若者に大人気なのは絶対コレ。 街中で観光客以外のポルトガルの若者をほとんど見なかったのですが、ファーストフード店にはあふれるぐらい居ましたよ。 こちらのファーストフードはマクドナルドのようなものではなく、日本のファミレスかフードコートのイメージ。 ステーキやキッシュ、サラダ、スープなどなどボリューム満点でお値段も安く、週末にはファミリーやカップルが夕食を取っている姿もしばしば見ました。

 ポルトガルの食の流行は押さえたかな、と思いつつも、やっぱり海鮮料理が食べたかったよ~! 

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ポルトガルでスイーツ

 旅行の楽しみの一つは甘モノ系でしょう、と信じて疑わない私。 ポルトガルでも甘モノをgetする機会を狙っていましたが、食事と異なりコチラは大成功でした。

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 甘モノは、街で至る所にあるカフェで簡単に手に入ります。 お散歩中にカフェを覗くと色とりどりのスイーツがショウケースに並べられていて、視覚をとても楽しませてくれます。 カラフルな街にカラフルなスイーツが本当に良く似合うんですよ。 ただ、簡単に手に入ると言っても胃袋にそんなに大量には入らないので、写真を撮るばかりでしたが。 そんな状況で、どうせ食べるなら有名店のお菓子が食べたい!と思い、シントラに観光に行った際に、シントラの有名菓子店ピリキータでお菓子を買うことにしてみました。

 ピリキータは、シントラの王宮前にあるお土産ストリート(勝手に命名)の入り口にある、半地下状のお店です。 お店から人があふれ出る位込んでいて、なんと注文するのに番号札を取って順番を待ちます。 さすが有名店、まるで給料日の銀行のようです。 注文は周りの親切な人たちに助けられ、ガイドブックのお菓子特集の写真に○を付け、見せることで解決。 お店の店員さんもハンサムで親切だったし、お菓子は焼きたてでいい匂いだったし、ホント満足でした。 

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 買ったお菓子は、一つ目はトラヴェセイロという軽いパイのような長方形のお菓子。 シントラの名物らしく、飛ぶように売れていました。 2つ目はサラメ・デ・ショコラーテ。 チョコレートブラウニーのような外見で、ブラウニーより甘くしっとりしたお菓子でした。 空腹時に食べると胃に来るかも。 3つ目はパスティシュ・デ・ナタ。 日本ではエッグタルトとして有名なアレです。 4つ目はケイジャータ。 これもシントラ名物だそうで。 チーズタルトだそうですが、私にはタルトというよりカステラの濃縮版のようにも思えました。 以上4つですが、ホント、美味しかった~。

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ポルトガル旅行の足跡

1日目(移動日)
12:05成田発(エールフランス)→17:30パリ着(トランジット)19:35パリ発(エールフランス)→21:05リスボン着ホテル

2日目(リスボン観光)
ホテル→リベルターデ大通り散策→レスタウラドレス広場(インフォメーションセンターに寄り、情報収集)→バイシャエリアを散策→カイス・ド・ソドレからフェリーに乗ってカシーリャスへ→カシーリャス散策→フェリーでカイス・ド・ソドレに戻る→ビカのケーブルカーバイロ・アルト散策→シアード散策→もう一回バイシャ散策→ホテルへ

3日目(リスボン観光)
ホテル→バイシャから市電に乗りアルファマへ→泥棒市見物→サンタ・エングラシア教会→サン・ビンセンテ・デ・フォーラ教会→周辺をのんびり散策しつつポルタス・ド・ソル広場へ→サンタ・ルジア展望台サン・ジョルジェ城アルファマ散策→カテドラル→くちばしの家→地下鉄でコロンボショッピングセンターへ→ホテル

4日目(シントラ観光
ホテル→シントラ駅→徒歩でムーアの泉を見つつ王宮へ→王宮見学→インフォメーションセンターペナ宮→王宮前のお土産街を散策、お土産物色→徒歩でシントラ駅へ→電車でオリエンテ駅へ→ポルト行きの切符を買いつつオリエンテ駅散策ヴァスコ・ダ・ガマショッピングセンター→ホテル

5日目(ポルト観光
ホテル→オリエンテ駅→サン・ベント駅→サンタ・カタリーナ通り→リベルダーテ広場クレリゴス教会フローレス通りエンリケ航海王子広場サン・フランシスコ教会→インフォメーション→ドウロ川に沿ってお散歩ワイン工場見学→サンタ・カタリーナ通りでお土産物色→バターリャ広場→サン・ベント駅→オリエンテ駅→ホテル

6日目(リスボン観光)
ホテル→バイシャから市電に乗ってエストレラへ→エストレラ散策→コメルシオ広場→バイシャ散策、お土産物色→ホテル

7日目(移動日)
ホテル→7:40リスボン発(エールフランス)→11:10パリ着

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フランス語至上主義の

洗礼を受けました。 しかもパリのシャルル・ド・ゴール空港で・・・。

 日本から12時間かけてパリに着き、リスボン行きの飛行機に乗り換えるため搭乗ゲートを探していたときです。ド・ゴール空港第2ターミナルの余りの広さに辟易し、このままうろちょろするより人に聞いた方が早いと思って、近くにあったチェックインカウンターの職員(白人女性)にチケットを示し、「このゲートはどこですか」と英語で聞いたのですが。 この職員、聞かなかった振りをして、そのまま手元にあった仕事を始めましたよ。 
 
 最初は、調べてくれているのだろうと思ったのですが、待てど暮らせど教えてくれなくて。 そばにいた同僚とあきらかに雑談と思える話をしていて。 で、フランス渡航歴複数回の同行者G嬢が事態を察知し、フランス語でもう一度聞くと、やっと渋々「あっち」と、そんだけ教えてくれました。 それで私もやっと事態を把握。 コレが噂のフランス語至上主義か~!と、脳味噌がやっと理解した訳です。 でも、国際空港の職員がそんなことでいいのか??と激しく疑問符が飛びました。

 また、これは私が直に体験したわけではないのですが、日本に帰る飛行機のチェックイン時にも見てしまいました。 日本行きの飛行機なので、ほとんどの乗客が日本人な訳ですが。 これまた白人女性のチェックインカウンターの職員、日本人乗客が手続きのためパスポートと搭乗券を出し「プリーズ」と言ったら、「シルブプレ」と言い直させていました。 そこまでやるか、と思いましたが、恐ろしきはフランス人白人女性、ホントにやるのです。

 フランス人の名誉の為に言うと、空港の男性職員は人種を問わず英語で話しましたし、白人以外の女性も英語で話してくれています。 あのヒト達、生粋のパリジャンなのかしら。

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