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サン・ピエール大聖堂

ジュネーブの旧市街地の一番高台にあると思われるサン・ピエール大聖堂。 世界史の授業で習ったキリスト教の宗教改革の主要人物の一人、カルヴァンが活動した教会だそうで、授業で習ったことと現実が交差する地点です。
教会の入り口はギリシャの宮殿風、中に入ると見慣れた荘厳な教会で、バラ窓などのステンドグラスもとても美しい教会です。 15世紀に作られた椅子、カルヴァンが使ったらしい椅子などが残っており、記念碑的な教会だな~と思うところしきりでした。

そして、この教会の見どころは塔だと、私は力説しておきたいです。 教会の本堂内を見学する人は多いのですが、北と南の2つの塔を見学する人はあまり居なかったのですよ。

塔へ行くには、祭壇に向かって左横にあるインフォメーションデスクの人に声をかけ、チケットを買います。 4.0Fでした。 チケットを買うと、塔への入り口を教えてくれます。 入り口は祭壇向かって右側になります。 回転バー形式のゲートがあるので、ゲートに先ほど買ったチケットを差し込むとバーがくるんと回って中に入れます。 バーの向こうはドアが1枚あり、それを開けて中に入ります。
Saintpierre_tickit


ドアが閉じると一瞬真っ暗になりますが、すぐに目がなれます。いきなりいかにも塔の階段ですといった風の石造りのらせん階段が現れます。 それをえっちらほっちら登っていくと息苦しくなったあたりで木で造られた暗いホールに到着です。 そのホールは北塔と南塔の分岐になっており、コースは北塔から行くようになっています。 が、私たちは展望台になっている南塔から行きました。

南塔は分岐になっているホールから屋根裏みたいなところを通り、さらにらせん階段を上ります。 ようやっと展望台に出ると、いきなりジュネーブ市内の大パノラマが広がっています。 遮るものが何もないので、北側から西側に向けての山並みや東側のレマン湖や大噴水までよーく見えます。 山並みの中にはきっとモンブランも見えていたのでしょうが、山の上のほうはちょっと雲がかかっていたのでよくわかりませんでした。 
Saintpierre_tower_panorama


街並みはさすがヨーロッパの都市、石造りで屋根がオレンジ~茶系の色の重厚な雰囲気を醸し出しています。ただ、旧市街地から少し離れると、コンクリートのマンションやらオフィスやらの雰囲気の現代風ビルが普通に立ち並んでいるのですよ。 ちょっと粗探し風で残念な思いもありましたが、山近し、湖近しでよい街だなと思いました。

南塔で涼しい風を受けながら展望を楽しんだ後は北塔に行きましたが、こちらは塔内部の見学になります。外も見えますが。 日本語の解説は全くないので完全に理解したとは言い難いのですが、楽譜らしきものがあったので、鐘の音かオルガンの音かの解説だったようです。 夜も人が塔に待機し鐘を鳴らしていたようで、片隅にトイレがあったのが印象的でした。 ドアの上部に明かりとり窓があって、そこからのぞくと埃をかぶって灰色に変色した洋式トイレが・・・。 自分が登ってきた階段を下りてたらトイレに間に合わないよね(笑)、とは同行者の感想で、神の領域の教会がぐっと人間くさくなった瞬間でした。 トイレは水洗ではなくぼっとんトイレだったようです。 ちょっとその当時の教会の周りを想像したくない気がしました。

ま、でも、ジュネーブのパノラマは最高でしたよ!

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